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定本山頭火全集 第1巻 種田山頭火/著 春陽堂

つぶやき

「分け入っても分け入っても青い山」という文章には驚愕します。正直言って、本を全部は読んでいませんが、こういう筆舌に尽くしがたい句は他にないのではないだろうか。他の句にも共感は覚えます。しかし多量です。山頭火が現代に生きていたら、絶対にツイッターとかでつぶやきまくるだろうな、と思いました。(^^)山頭火は「俳句を作る以外のことは何もなし得ない無能な愚か者であった」と書く解説の大山澄太の文章に涙。

(池田市立図書館書評)
by OkawGhumpe | 2010-01-20 04:25 | 図書館書評
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