自費出版らしい古いワープロの字が印象的
読んだ時、正直言って、誇大妄想とみじめさを感じてしまった。まあ、私も他人からはそう思われているのだろう。著者が人生でやりたいことは、天皇制の廃止と自分の考案した速記の普及。「僕という一人の人間が発明したから」各言語「兼用の簡易速記」だ(221頁)、とあるが、しかしヨーロッパの言語と日本語の速記がどう「兼用」なのか、ちょっと見ただけでは分からなかった。確かに私も、例えばスウェーデン語とイギリス語の速記文字がずれているのはなぜかな、と思ったことはあります(人による違いもあるでしょうけれど)。本書にはエスペラントも含まれているが、共通性を求めるのなら、エスペラントだけで良いではないか、と思ってしまう。あ、ノシロもありました。75言語を扱おうとするその情熱は評価したいと思いますが。
(池田市立図書館書評)
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大川純平ブログ
by OkawGhumpe
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