読み解き「般若心経」 伊藤比呂美/著 朝日新聞出版

詩人としての著者

「『ある』と思っているものはじつは『ない』」と翻訳した著者のあざやかさはパルメニデスの詩のようで(この哲学者は「あるはある、ないはない」と反対のことを言っていますが。)感銘を受けます。自分の言葉で語る大切さを思い知らされます。仏教関係に私は関心は持ちながらも、専門書は読みづらくて読めていませんでした。しかし本書は違います。(ていうか、専門書でもないですし。)まさに詩人の凄さ(北原みのりさん曰く)を感じます。

(池田市立図書館書評)
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by OkawGhumpe | 2010-02-09 16:56 | 図書館書評
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