栃木のおもしろ方言 森下喜一/編著 栃の葉書房

興味深い


二十年前の本ですが、こういう記録は貴重でしょう。松ぼっくりの由来は知らなかった。105-6頁で、明治の人が東京方言を共通語に推し進めたことと、ザメンホフがエスペラントを作ったことが同列に並べられていますが、これは誤解でしょう。エスペラントは地域の言葉を無くす為ではなくて、それらを守る為に作られたはずです。一つの方言が「共通語」とされる限り、他の方言とは対等ではなくなる以上、他の方言は衰退していきます。それを防ぐ為に、特定のどの集団にも属さない人工言語を第二言語の共通語に、というのであって、母国語を無くそうというものではありません。

(池田市立図書館書評)
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by OkawGhumpe | 2010-02-08 01:09 | 図書館書評
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