危険な言語 ウルリッヒ・リンス/著 岩波書店

今に生きる者として興味深く読む

最後に訳者名を見てびっくり!初期のエスペラントに対する保守と革新の一概ではない態度が面白かった。戦時中のドイツやソ連のエスペラント会の態度も興味深い。この時代に興味を持つ人には貴重な情報が含まれている。ところで、当時と比べて今も決して平和な世の中ではないが、エスペラントが「危険な言語」でなくなったのはなぜだろう?単なる趣味の言語になって、幅広い層の話者が増えたろうか?増えもしないし、権力者に怖れられる言語でもなくなったのが現状ではないか?エスペラント学習者の一人として私の課題としたい。翻訳に分かりにくいところがあるのが残念。
(池田市立図書館書評)
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by OkawGhumpe | 2010-01-16 04:18 | 図書館書評
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