生まれ出づる悩み 有島武郎/著 金の星社

保守

例えば、「ドモ又の死」では、男なら女(結婚相手)を殴っていいのか?と思う。表題作に対して私の意見を言わせてもらうと、画家というのは、描けないことに悩む人ではなく、描かざるを得ない人ではないか?有島さん、あなたが生きていたら、吉岡忍『M/世界の、憂鬱な先端』をお勧めしたい。あなたなら何と言うか。芸術というのは芸術家なりの社会に対する関わり方なのだ。見る人と作る人との偶然の出会い、それが芸術の全てではないか、と私は思う。

(池田市立図書館書評)
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by OkawGhumpe | 2009-12-29 03:38 | 図書館書評
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