長くつ下のピッピ リンドグレーン/作 岩波書店

決定的な影響を受けた

十年以上前、原書が読みたくなってスウェーデン語を勉強し始めたのだが、それまでこの訳で満足していたのは事実。古臭いが(誰もこんなしゃべり方をする日本語話者などいないだろう)、良い訳だ。ピッピは他の出版社からも出版されているが、その中でも大塚勇三訳より良い訳はない。ピッピが日本である程度有名になったのも、訳者の功績によるところが大きいと思われる。ピッピの原書が出版される前の元の原稿『Ur-Pippi』を翻訳したことのある私としては羨望を感じる。

(池田市立図書館書評)
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by OkawGhumpe | 2009-12-29 03:03 | 図書館書評
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