絵が素晴らしい
丸木俊さんの絵が素晴らしい。荒めの紙が良い味を出している。本物の絵だと思う。巻末の「この絵本にそえて」に、「原爆の絵」について「見せものに」していると思った、と言ったおばさんの話が載っている。表現者としてこの言葉は重く受け止めるべきだ。しかし私が思い起こすのは、本書とは全く関係ないが、本多勝一さんの『南京への道』です。本多さんがこれを書いたのは見世物にするためなのかもしれない、会社の上司から命令されたからなのかもしれない、何であろうと、この本は(大戦後に生まれた)私の「原体験」ともいうべきものになりました。表現は人の人生を変え得ます。
池田市立図書館書評
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大川純平ブログ
by OkawGhumpe
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