大原さんちのダンナさん 大原由軌子/著 文藝春秋

面白かった

旦那さんの神経症の症状は私にも思い当たる節はある。しかしあえて言わせてもらえば、神経症と見なされるかどうかは、何に対して「神経質になる」のかによる。お金に対して神経症の人間は正常と見なされているのが今の世の中なのだから。本書は面白かったけれど、一言だけ異議をさしはさむなら、左利きについての議論についてです。右利き用にできている世の中が負担だった、という文脈で、「ナチュラルボーンシンケーショー」(生まれながらの神経症)(83頁)という突っ込みの説明があるが、これは方向性が間違っている。もし右利き用にできている世の中が神経症を生み出すとするなら、その世の中を変えることこそが為すべきことでしょう。

池田市立図書館書評


しかし二十八歳の男が、ピッピが新聞に出てる、と言って「わーい!」などと自分のブログに書くことも、世間的には異常と見なされるでしょうな。私はそうは思わないけどね。



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by okawghumpe | 2010-08-19 10:31 | 図書館書評
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