思考の断片

私の人生の目的は、私が決めることではない気がする。いつ終わりになるのかも分からないのに。

宇田達夫さんはシモーヌ・ヴェイユの講演で、一人の人がどのような生き方をしたか、そんなことを言えるわけがない、と言っていた。
その通りだ。人生を言葉で表現できるわけがない。しかし断片は分かる。シモーヌ・ヴェイユがどんな生き方をしたか、ピッピ・ロンスツルンプがどんな生き方をしたか、その断片で十分だ。

ピッピは貨幣経済を拒否しなかった。
ピッピは学校制度を止めさせようとはしなかった。
ピッピの振舞いは芸術だ、と思って、私は反応した。

芸術だ、と思わせた。一人の人間が他の人間に対してできる最高のことだ、と思う。
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by okawghumpe | 2010-06-16 23:13 | 書評以外の日本語
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