ボローニャ紀行 井上ひさし/著 文藝春秋

面白い

資本主義といっても色々な形がありえるんだな、と思える。銀行の役割(利益の半分を地域文化活動の援助にまわしている)、企業が大きくならないこと(代わりに分社化する)、など、「まちづくり」にあたって考えたいことが一杯だ。マーシャル・プランをめぐり、ボローニャが中央政府と喧嘩した、というくだり(「演劇の役割」)には圧倒される。

(池田市立図書館書評)

「みんな自分が暮らした街を愛しているんですね。」(76頁)というくだりを読んだ時、右翼と左翼は意外に近いところにいるのではないか、と思った。何とかこれを言葉にしていきたいが、それはこれからの課題としよう。
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by okawghumpe | 2010-06-11 00:48 | 図書館書評
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