池田市立図書館のサイトでは、たぶん半年くらい前から書評を書き込めるようになっています。
書評を書くならアマゾンにでも書く方が読まれるでしょう。というか、図書館のサイトの書評を読む人はほとんどいない、と思われます。 地域の図書館のサイトに書評を書く理由は、この町にはこんな人がいる、と示すことができるからです。 私にとって図書館は無くてはならないものです。 本屋で一冊丸ごと立ち読みするのもしんどいので。(何回もしてますけど。) よっぽど気に入った本でないかぎり私は本は買わない。それは私が貧乏だからではなくて、読まない本は邪魔になるからです。読まないのに私の手元にあるというのがもったいない。 読みたいときにそこにある、という状態があればいいので、図書館を自分の家の本棚のように思っています。 だからこそ、もっと蔵書数を増やして欲しい、と思います。私が寄贈した本はどうなったのでしょうか?図書館の蔵書は専門書が少な過ぎるし、日本語以外の言語で書かれた本も少な過ぎます。 私は後で自分が借りるつもりで寄贈したのに、スウェーデン語で書かれた本はリサイクルに戻されるし、日本語で書かれた本も少なくとも図書館の蔵書にはなっていないようです。 寄贈した本の取り扱いは向こうに任せる、ということだから、あえて問い合わせて尋ねることはしませんが、この場でグチは言いたいと思います。 図書館こそ増やすべきであって、町中の本屋が図書館になったらいいのに、と思う。 資本主義の社会では、図書館で借りられた回数によって出版社が支払われる、という仕組みが不可欠でしょうが。 いずれにしても、図書館の充実は、市民が自分のものとしていくことにつながると思います。 市立図書館には、(館長が権力の座にいる)行政としての側面と、(誰でも使える)市民の公共という側面があり、市民が積極的に関わることは、この公共という側面を強めることになります。 このように理想的な社会を考えるにあたって図書館は私にとって重要なものですが、図書館は地域の人の出会いの場になりうる、とも思います。これについては図書館の司書様に長いメールで提案をしたことがあります。 図書館の書評を書くことも、地域の人の出会い、活性化を願ってのことです。 それには、書評を書いてる人が私を入れて三、四人らしい(涙)という今の人数は少な過ぎます。 是非、池田市立図書館や他の地域での図書館の書評を書いてみませんか? ちなみに、今池田市立図書館では「あなたのおすすめの本」キャンペーンをしていて、お勧めの本について書いた推薦文を入口付近にて展示しています。 主に小さい子に混じり、私の「長くつ下のピッピ」についての拙文も展示されています。 お勧めの文章は随時募集しています。館内の所定の用紙をご利用下さい。(ダウンロード可) 池田市立図書館ホームページ
by okawghumpe
| 2010-05-23 05:51
| 書評以外の日本語
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