恋に酔っても 火崎勇/著 幻冬舎コミックス

濡れ場に至る展開が面白い

一方の側にとって都合の良い展開を、この小説の中でしか通じない論理と切り捨ててしまって良いものか。恋愛に限らず、あらゆる人間関係は誤解と妄想の上に成り立っている気がする。少年愛(ボーイズラブ)小説だが、文化的な男らしさ、女らしさは変わらない。レイプをして、好きだから暴行してしまったと告白する。妄想の共有。私に出来ることは、私はレイプは嫌です、と言うことくらい。しかし有害図書類に指定したり、図書館の開架書棚から撤去するような、表現の規制も嫌です。

(池田市立図書館書評)


2010年4月30日に大阪府はボーイズラブ雑誌11冊を有害図書類に指定した。
(大阪府「報道発表資料」「ボーイズラブの有害図書指定について」
2008年には、堺市立図書館がボーイズラブ小説を一般利用者の目に見えない書庫に移す、という事件が起きている。
「堺市立図書館における特定図書排除に関する申し入れ書」
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by okawghumpe | 2010-05-19 23:16 | 図書館書評
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